弁護士に相談するメリット

精神的なサポート

離婚を弁護士に相談するメリットとしては、まず精神的なサポートになることが挙げられます。

離婚調停の当事者は、申し立てる側も相手側も、精神的負担を抱えていることが多くあります。
従って、自分だけで離婚調停を進めることが困難な場合や、調停委員に対しても感情的になってしまうことが多いのが実情です。
離婚調停は、お互いの合意を基にしているものになりますので、お互いが主張を押し通そうとすれば、まとまるものもまとまらなくなってしまいます。感情に左右され、冷静な判断ができる状態ではなくなってしまいます。
そこで、弁護士に依頼することにより専門的な法律知識と経験から、第三者の立場になって判断をしてくれますので、精神的な安心感を得られ、冷静になることができます。

話し合いの焦点を絞る

離婚する当事者夫婦には、長い年月共に過ごしてきた中の数多くの出来事があります。
その出来事の中から、いかに必要な事実を抽出してまとめあげ、結びつけるかが問題となります。
離婚の当事者夫婦にとってみれば、離婚理由はあれもこれもと言い出したらきりがありません。離婚調停委員が話を聞ける時間は限られていますので、話の焦点を絞り込む必要があります。
これも第三者である専門家でないと難しいのが実情です。

調停室への同席が可能

離婚調停の際に調停室へ同席する事が可能になりますので、DV問題などが離婚理由となり顔を合わせたくない場合でも安心して調停に臨むことができます。

この記事を書いた人

夫婦生活研究所 所長
1979年東京生まれ
20歳で初婚。28歳で一度離婚を経験し、その後35歳で再婚する。
初婚の際に一女を設けている。
男性、夫視点での結婚観を記事として執筆。
男性と女性とで、感覚の異なることから発生する摩擦を減らすことができるよう、日常生活に根付いた分かりやすい記事が人気。