【夫婦円満の秘訣】パワーカップルに学ぶ夫婦円満の秘訣

パワーカップルとは、双方ともに高学歴かつ高収入で、影響力あるステータスを持つ夫婦のことを指して呼ぶことが多いようです。

現代では、一昔前と違い共働きの夫婦も増えているので、海外の事例ではありますが二つの事例を見てみたいと思います。

ビル・ゲイツ氏と妻メリンダさんの事例

マイクロソフト社の共同創業者であるビル・ゲイツ氏とその妻メリンダさんは、メリンダさんがマイクロソフト社にプロダクトマネージャーとして入社した時が馴れ初めだそうです。

現在は”ビル&メリンダゲイツ財団”を共同運営しており、資産はおよそ910億円にも上ると言われています。

そんなメリンダさんが言っていた夫婦円満の秘訣は

いつも一緒にいないこと

出会いから始まり、今でもビジネス上もパートナーである二人は、普通の夫婦よりも必然的に一緒にいる時間が多くなります。だからこそ、たまには別々に過ごしてお互いの時間を大切にすることが夫婦円満の秘訣に繋がっているようです。

ただし、彼らは公私ともに一緒に過ごす時間が長いからこそ成り立っているので、言葉だけを鵜呑みにして、普段一緒にいる時間が少ない家庭なのに、さらに自分ひとりの時間を要求してしまっては家庭内別居のような生活になってしまいまねません。

勿論、自分の時間というものは非常に大切な時間であることは間違えありませんが、メリンダさんが言いたいことの真意は「バランスをとる」ということではないかと思いますので、実践する場合は夫婦でのコミュニケーションありきとなるかと思います。

メリッサ・マイヤーさんの事例

2008年に『フォーチュン』誌が毎年選定する「50 Most Powerful Women」(最もパワフルな女性50人)で第50位に選ばれ、これまでに最も若い女性としてランクインしたことでも有名な、Yahoo!のCEOメリッサ・マイヤーさん。

夫は弁護士で投資家でもあるザック・ボーグ氏。

メリッサ・マイヤーさんは3児の母でもあります。そんなメリッサ・マイヤーさんは仕事とプライベートを分けない主義のようです。夫のザック・ボーグ氏にも、いつでも仕事をしてもらえるように常にノートPCを持ってもらっているそうです。

ビジネスとプライベートをきっちり分けるというビジネスリーダーも多い中、こちらの夫婦は暮らしの中に仕事を持ちこみ、問題なく過ごしています。

考え方はそれぞれの夫婦によって色々あると思いますが、お互いの仕事を尊敬しあい、生きていくために仕事は必要だという意識が非常に強いのではないでしょうか。

私もどちらかと言えば、仕事とプライベートは分けないタイプで、家にいるときに仕事をしたりしていることもあります。幸いなことに、妻は特に文句も言わず見守ってくれるので助かっています。

まとめ

2つの事例しか見ていませんが、誰から見ても忙しいであろう夫婦であっても、夫婦生活をうまく行っていることが分かります。(失敗している夫婦も勿論存在しますが…)

お互いの時間を尊重し合ったり、仕事とプライベートを両立させていくことは、何もパワーカップルと呼ばれるような夫婦が特別なわけではないと思います。

結局は、お互いのことを理解し合い、そのためのコミュニケーションをしっかりとり、バランスを考えて生きていくことが円満の秘訣に繋がるのではないかなと考えています。

お互いに支え合って生きていくために夫婦になったわけですから、自分のことばかりを考えるのではなく、相手のことを考えて上げれば自然とコミュニケーションが生まれバランスが取れていくのではないでしょうか。

個人的にも、事例のような夫婦になれるようこれからも研究と実践を続けていきたいと思います。

資産的にも事例の用になれたら尚良いですが…精進あるのみですね。

この記事を書いた人

夫婦生活研究所 所長
1979年東京生まれ
20歳で初婚。28歳で一度離婚を経験し、その後35歳で再婚する。
初婚の際に一女を設けている。
男性、夫視点での結婚観を記事として執筆。
男性と女性とで、感覚の異なることから発生する摩擦を減らすことができるよう、日常生活に根付いた分かりやすい記事が人気。