熟年離婚

熟年離婚とは

熟年離婚とは、一時ブームとなり世間でも話題になりましたので知っている人も多いと思います。
その名の通り、中高年の熟年夫婦が離婚をすることを熟年離婚と呼びます。夫が定年すると同時に妻が離婚したいと切り出すケースがとても多いのが特徴です。

なぜ、熟年離婚をするのか?

その理由は、これから先夫の面倒を見るのが嫌なので、定年を機に離婚したいと思っている妻が多いことや、休みの日に一緒にいるだけでも嫌なのに、夫が定年して毎日家にいると思ったら耐えられないし生きていけないと思っている妻が増えたことから熟年離婚は増えていると言われています。
熟年離婚を切り出すのは大半が妻からで、夫にとっては本当に理不尽な話に聞こえてしまいますが、これは理不尽なことを切り出す妻だけが悪いということでもありません。長い結婚生活の中で、妻を大切にし、お互いに想い合ってきた夫婦は決して熟年離婚など起こるわけがありません。仕事を理由に家庭を顧みず、妻がいることを当たり前と考え夫婦の生活をないがしろにしてきてしまった夫の場合につきつけられる現実です。その結末が熟年離婚ということになり自業自得といえるでしょう。

年金の分割制度

2007年から年金の受給分割制度という制度が始まり、2008年には3号分割制度も始まりました。この制度が始まり財産分与も合わせれば、離婚しても十分生活していけると考え、熟年離婚をする人が増えているという話もあります。夫の年金を最大で半分もらえるという年金制度によって、妻も将来一人になってもやっていけると確信したのかもしれません。しかし、年金が単純に半分もらえるという制度なわけではありませんので安易に決断せず専門家にしっかり確認することを忘れずに行いましょう。

夫婦生活がうまくいっていれば、問題はありません。

なんにせよ、定年と同時に離婚を切り出されたのでは休まる暇もありませんので、普段からお互いを大切にして定年後に一緒にいられる時間が増えることを喜ばれる夫婦関係を築ければ何も心配することはありませんね。
夫婦生活をお互いに幸せなものにできるかどうかはお互いの思いやり次第です。お互いがお互いを思いやっていれば熟年離婚、まして離婚そのものが頭をよぎることもないでしょう。

この記事を書いた人

夫婦生活研究所 所長
1979年東京生まれ
20歳で初婚。28歳で一度離婚を経験し、その後35歳で再婚する。
初婚の際に一女を設けている。
男性、夫視点での結婚観を記事として執筆。
男性と女性とで、感覚の異なることから発生する摩擦を減らすことができるよう、日常生活に根付いた分かりやすい記事が人気。